☆秋田犬のルチ 幸せになりました☆
やって来たのは、今年の3月3日、ひな祭り。
多くの方が長い間心配され、私たちのところでお預かりすることになりました。
当初は、ひどい水様便や、筋力の衰えが。
背中が曲がり、下半身は特に貧弱で後ろ足には筋肉がほとんどありません。
どぼん、とした肥満体系、市販の首輪が合わないほどブヨブヨの首。
すべて、動けない小さな小屋に閉じ込められていた弊害と思われます。
散歩慣れしていないのがよくわかるめちゃくちゃな引き。
少しずつ足が強くなって、ヨタつかなくなった夏頃には、背筋が伸び、おなかも引き締まって精悍な体型を取り戻しました。
何せ、まだ4歳なんですから!
ただこの子の魅力は小さな子でも、ほかの犬も受け入れるとてもやさしい性格。
残念ながら、飼育方法は間違っていましたが、元々は愛されていたのでしょう。
人のライフサイクルには、頑張る気持ち!だけではどうしようもない「時期」があります。
大好きだからこそ、冷静に「無理」な時を見極めることがとても大切!
再確認した出来事でした。
もう一つ問題なのは
飼い主さんが受けていたアドバイス。
スパイクチョーク(引っ張るととげが首に刺さるタイプのしつけ用首輪)や、吠えると電流が流れる装置、などが取り付けられていたこと!
これは、プロが適切に使うならまだしも、素人がやみくもに使ってしまうと、
犬に恐怖や不快感を与えるだけで、意図を伝えることなどできない、虐待グッズとなるんです!
大型犬は簡単に飼えるものではありません。
時間、費用、人手、家族の協力、適切な飼育場所 などすべての条件が揃わなければ、お互い不幸になるだけでなく危険も伴います。
今回のご縁は、遠く関西地方から。
実際会いに来ていただき、先住犬さんたちともご対面。
大型犬の扱いに十分慣れたベテランさん。
願ってもない里親候補者様で、距離の遠さなどなんのその!
警報級の大雪の日、333kmの彼方へ出発。
呆れるほどすぐに馴染んだルチ。
もちろん大変なこともたくさんあると思いますが、今日届いた写真は、もうすっかりおうちの子になった姿でした。
べったりと甘える様子は、今までの我慢の裏返し。
涙が出るほど愛しい姿です。
これからもっともっと幸せになれるね!
おめでとう
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