「事故にあった猫が収容されました、飼い主さんの心当たりありませんか？」


保健所からの連絡でした


11月13日朝、歩けない猫がいる
通報で駆け付けたところ
猫は側溝に落ちて冷たい水にぬれていた…


あまり動かない、そうでしょう低体温症になっているはずだから


獣医さんの判断で、「譲渡不適格」
足や骨盤の骨折、脊椎損傷などの疑い
そうなると残されるのは、殺処分しかありません


保健所に入ったら、治療を受けることもケアされることもない
自力で生きられないものは処分なのです


ただこの子は、不妊手術の証、耳カットがありました
飼い主がいるかも
心配した職員さんが、連絡を下さったのでした


でも、そんなにすぐ探し出せない
ボランティア譲渡を申し出ました
これは、里親を探す為に一時的にボランティアとして収容動物を引き出すシステムです。
当初は、「譲渡不適格」を理由に引出を断られました
何とかお願いし、やっと連れてきたのは夕方


すぐさま受診！
跳ね飛ばされるなど強い衝撃を伴う事故だったと思われます


＊推定2-3歳。体重5.6キロ


＊レントゲン　⇒　骨折はなく、胃の中は空っぽ。


＊皮下気腫
→事故の衝撃により出来たもので自然に時間とともに消える


＊肺出血
→少量ですが出血ある


＊脊椎症
→生まれつきのもの？


＊膀胱パンパン　導尿


＊貧血
元々だった可能性も。


＊頭の怪我はギリギリ骨までには達していない


＊便失禁で下半身大変だったので洗浄。
回復して自力で排泄可能か、できなければ導尿や排泄できるように手術が必要


＊エイズ陽性


容体急変の可能性あり。緊急対応のために、前足に点滴できる管が繋がってる


そんな状態で預かり宅にやってきました


今は頭を上げるものやっと
ペーストご飯もほんの少しでぐったり


またしても人間社会の犠牲になってしまった
いくつもの奇跡が重なって、殺処分を免れたものの、まだまだ予断は許しません


ごめんね、痛いよね・・・
謝りながら、今夜が山かな


名付けて、拓哉君。
みなさん、応援お願いします


＋＋＿＿＿＿＿＿＿＿
医療費が膨大です
ご支援いただけたら幸いです


●直接お振込みでのご支援
「NPO法人もふっこひだ」
　　高山信用金庫 　駅西支店 （普）0170573
「もふっこひだ」
　　飛騨信用組合 けやき通り支店 （普）0841386
　　十六銀行 　西高山支店 （ 普）1423731
　　ゆうちょ銀行　記号12410　番号30532551


●月々少しづつ自動引き落としでのご支援
　継続寄付プロジェクト
　　レディーフォー継続寄付より是非！
→https://readyfor.jp/projects/106569


●Amazonほしいものリスト支援物資
→https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/RU6PD7CXZB6E

   

10月から今日まで、ご支援をいただいたご飯です。
この他にも、使用しなくなった物品などお持ちいただいた方もあります。
ありがとうございました。
大切に使わせていただきます。

過去最高の160匹に達する勢い。
それでも毎日、保護依頼が続き限界をはるかに超えました

ケガをした子、体調不良の子、
飢餓状態の子。
過酷な環境を生き抜いた子たち、仕方ないですね。
そして、預かりっ子たちも徐々に歳を重ね、ケアが必要になってきています。

病気は日常茶飯事、もちろん保護したてで元気な子などほとんどいません。
FIPなどの重篤な症状や、最初から感染症を持って入ってくる場合もあります。

月数回に及ぶ手術や治療、療法食に栄養食など、
とてつもない費用が掛かっています。

驚くのは
「NPO法人って助成金たくさんもらってるんでしょ？
　給料とかも行政から出るんでしょ？」
という誤解がかなりあることです。
中には、「NPOのくせに、保護してくれないの？」
と怒り出す人まで。

一切ないですと告げると
「何のためにNPOやってるの？」
と

正直、人間に関する福祉分野は助成金がおりやすいです。
でも、
動物の問題は人の福祉と同じ要因があること、
人の不具合が動物の窮状に繋がっていること、
どんなに説明してもなかなか理解していただけません。
数多ある助成金、でも、動物が絡むと通らない現実があるのです。

私達の運営は自分で努力する以外にない、皆様のご支援のおかげでできている大変厳しいものです。
ただ、
どれだけ大変でも、共倒れすることはできません。

今後もできる限りの自助努力をしてまいりますので、どうぞ応援をよろしくお願いいたします

＊＊＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＊＊

＜ご支援方法＞
●Amazon欲しいものリストより物資のご支援
→https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/RU6PD7CXZB6E

●直接お振込みでのご支援
「NPO法人もふっこひだ」
　高山信用金庫 　駅西支店 （普）0170573
「もふっこひだ」
　飛騨信用組合 けやき通り支店 （普）0841386
　十六銀行 　西高山支店 （ 普）1423731
　ゆうちょ銀行　記号12410　番号30532551

●継続寄付プロジェクト　(月定額でのご支援です)
レディーフォー継続寄付
　月々1,000円からご支援いただけます
→https://readyfor.jp/projects/106569

●東海ろうきん寄付金システム
　月々100円からご支援いただけます
→https://tokai.rokin.or.jp/aboutus/npo/

●使わなくなったご飯などもありがたいです

ご不明な点は
https://www.mofuhida.com/toiawase/　
からお問合せ下さい。



  

土玲未（生後6ヶ月）
光星（生後5ヶ月）

体調がおかしい？と思ったら
みるみる間に進行
FIP（猫伝染性腹膜炎）でした

致死率９９％と言われた、1歳未満の子猫に発症しやすい病
コロナウイルスの突然変異だとか

最近新薬が見つかり、治る可能性が出てきました
夏前に発症した茶々丸は、まったく動けない状態から、投薬終了まで回復
昨年も、子猫2匹が生還しています

でも、今回は速攻で対応したけれど、及びませんでした
土玲未　11/3夜
光星　11/4早朝

光星は、早朝出発予定のため朝5時前に湯たんぽの交換をした時、立ち上がってご飯を食べ始めました
それを見て安心した私、いつでも食べられるように、新しく入れて
「行ってくるからね、待っててね」
言い残して出発

でも、8時半頃お世話スタッフがのぞいたときには既に、小さな身体は冷たくなっていたそうです

安心して出かけられるように見送ってくれたの？
勝手な気持ちですが・・・

でも間違いないのは、亡くなる直前まで、光星の身体が生きようとしていたこと。

彼らに「あきらめる」はありません
身体が要求する限り、生きるべく行動します

身体全体の機能が低下し、何も受け付けられず、枯れるように亡くなっていく、これは理想ではないかと思います
そのバランスが崩れ、一部の機能だけが低下し、他の部分が健康で生きるための営みを続けている時、これが苦しみの正体じゃないのかな？

若い子が罹患するFIP
その意味でものすごく残酷な病と感じます

助からない子にかける医療を、新たな1匹を救うことにかけるべき・・・
そんな意見も耳にします

でも、目の前で、必死にご飯を食べる姿

「食べてるよ　見て！」
と目で言ってる

預かりであっても、我が子のように思っている身にとって、放置はできない
でなければ、命と感情を持った生き物を預かることはできません

見切りをつけ、次に行く
できないな・・・

何度見送っても、慣れる事も忘れることもありません
ただ、懸命に生きていた子たちを大切に思い続ける、忘れたくない

あの世や、次の世のことはわかりません
でも、
この世を懸命に生きた姿
力及ばず申し訳なったこと
出会えてうれしかったこと
みんな抱えて、いま生きている他の子たちに向き合う
どうしても、慎重になっちゃうけれど

そんな預り生活、辛いけれど、宝物がいっぱいたまっていきます

土玲未ちゃん
光星☆

ありがとう♡
また会おうね！  

＊多頭飼育崩壊　
＊お年寄りの残した子たち
10匹を超える単位での保護が続いています。

特に猫は、今年に入ってから、
人馴れ十分で確実に飼い猫だったと思われる子たちの保護が急増。
飼いきれなくなった末の、遺棄や放置と思われるものばかり。

そうした飼い主さんは、自力で解決方法が分からない
気力がない、自身のこともままならないことがほとんど。

まだ頑張れると思っていても、入院、入所などはあっという間に起きる出来事です。
親族がいても引き継がれることはほとんどなく、
どさくさの中で、猫たちは放置され、家から追い出されたり、遺棄されることも少なくありません。

最後まで一緒にいた家族としての彼らは、「人の一大事」の前には、簡単に無視されてしまいます。
当事者は、自責や、周りにお願いできる関係性が乏しいことから何も言わずに我慢・・・
これが人生の最後としたらなんと悲しく残酷なことでしょう。


＜遺棄、殺処分、放浪から救うには、預かり先がどうしても必要です＞

既に保護していますが、臨時のケージで
移す部屋のない猫が14匹。
引き取り待機の犬が1匹。

地域で保護を待っている猫たちが　軽く30匹を超えています。
加えて、毎日のように入る保護依頼や苦情…


どんなにがんばっても、里親さんが決まる子はほんのわずか

とにかく！！
今日命をつなぐ場所が足りません　(+_+)

＊＊＊＿＿＿＿＿＿＿＿＊＊＊

お部屋と愛情をいただける方はありませんか？
飼育については、サポートいたします。
終生飼育の自信はないけれど、というリタイア世代の方
はじめてなのでサポートが欲しい
という方も、興味を持っていただけたら是非お問合せ下さい！！

＜詳細のお問い合わせは＞
　https://www.mofuhida.com/toiawase/
　　一番早くつながるフォームです。

　℡　090-3205-2211（代表）

どうぞ、拡散お手伝いおねがいいたします

#預かり募集 #猫預かり #犬預かり #保護犬猫 #預かりボランティア #飛騨高山

  

そこにいたのは10匹を超える猫達
自分達で必死に破いた餌の袋が散乱
室内に入れない子が、ドアのを開いた外の軽ワゴンの中に

飼い主が入院して2ヶ月
酷暑の中、急に冷えてきた近頃
そして…
乾き　お腹が空き…
それでもどこへも行けない
それが人と暮らしてきた猫の真実

追い出さないで！
いくところないよ…

追い払わないで！
お腹　ぺこぺこなんだよ

おじいちゃん　今日は帰ってくるかな…

そんな1日1日を耐えて来た
もう限界…

ね、僕たちも生きたいよ
ね、ほんの少しのご飯と場所でいいんだよ

安心したいだけなんだよ…
そして
できたら　

甘えたい…  

10/23夕方　飛騨市古川町杉崎にて
長毛のサビ猫
が保護されました。

1歳ほどの女の子
首輪などはありません。
受診したところ、病気もなくきれいな状態ですので室内飼育されていたものと思われます。

人なれしたとてもかわいい子です。
飼い主さんが探しておられるかもしれません。
どうぞ拡散お手伝いいただければ助かります。

お心当たりの方は、
https://www.mofuhida.com/toiawase/
（問い合わせフォーム　一番早くつながります）

又は、
090-3205-2211（代）
までご連絡ください。

一日もはやくお家に帰れますようにm(__)m  

七夕の直前にやって来た黒猫兄弟。
下呂市、奥山の猫好きさんの家に捨てられていました。

幼い兄弟は寄り添いながらどこへ行くこともできず…
それでも怖がって逃げ惑ってる…

高齢の一人暮らし女性宅
とても面倒は見られない

やって来た兄弟
流星　
光星
と名付けました。

光星は左眼の眼球が育っておらず凹んでしまい視力がありません
瞼との隙間から菌が入って炎症が起きてしまう、そんなハンディを抱えた子でした

それでも元気いっぱい走り回っていました！

ところが、10月に入って、何かおかしい…
食欲が落ち熱っく感じます。
気になって病院に行ったものの、風邪？
くらいで帰って来ました。

でも、でも、違和感が拭えず数日
どんどん痩せて反対にお腹が張って来た気が
もしかして…

不安にかられて再受診

当たってほしくない予想が当たりました
“FIP” 猫伝染性腹膜炎

致死率99%とも言われ、1歳未満の子猫がかかりやすい恐ろしい病です。

元気に遊んでるかと思うと、あっという間に進行し亡くなります。
過去、どれだけの子を見送って来たことか…
最後は苦しいから、超甘えん坊になっていきました。
それが尚更辛い

でも、ここ数年で薬が見つかり治る子が出て来たんです！
今現在も茶々丸が回復に向かっています！

光星　まだ生後5ヶ月の小さな身体
腹水でパンパンになったお腹が重くて思うように動けません。　
毎日点滴が必要です
苦いお薬も飲まなきゃなりません
一緒に転げ回ってた流星は寂しそうです

捨てられて彷徨って、やっとで辿り着いた場所。
ようやく安心した矢先のこと
なんとか回復を願って投薬開始！
でも薬は大変高価

皆様の応援をいただければ嬉しいです  

今年の２月
まだ寒いさなか

下呂市で保護された、雨と水　今年一歳になる兄弟
お母にゃんがご飯をもらっていたお家がありました。
でもご高齢の家主さんにとって、若い２匹の先行きを思うと不安でしかない・・・
そんなご相談でした。

迎えに行った日は、冷たい雨が少し暖かく感じるような日でした
折しも、２４節気の「雨水」
雪から雨に替わる季節、という節目の日です。

長毛茶トラの男の子が　雨
短毛茶白の男の子を　　水
と名付けました。

でもその後の検査で、雨の白血病が判明。
白血病は周りへの感染が心配される一方、生活が整えば、陰転（症状が出なくなる）可能性もあります。
とはいえ、一般的にはなかなか受け入れていただけず、
里親さん募集は半ばあきらめていました。

でもそんな矢先、運命の出会いがあったんです！

病気にも理解がある願ってもない里親さん。
キャリアでない水に予防ワクチンを打っての譲渡となりました。

怖がりサンだった２匹は、大画面のモニターに映る自然豊かな景色がお気に入り。
奇跡的に幸せな家族に巡り合うことができました。
こんな出会いもあるんだ！
私たち自身があきらめちゃダメなんだ(*^▽^*)
ホントにうれしくて、とっても励まされる出会いでした

＊＊＿＿＿＿＿＊＊

エイズや白血病キャリア、と聞くと、それだけで大変なこと！！
絶対飼えない！！
と思われる方が多いのですが

エイズ　⇒　治りませんが、これ自体は病気ではなく、免疫が低いという症状。変化に気づいて早めに受診などの対応をすれば特に問題はありません。
発症せずに生涯を全うする子もたくさんいます。
血液や体液が直接混ざるような喧嘩や交尾がなければ感染もしないので、他の子と同室、ベッドやお皿の共有もOK。

白血病　⇒　生活環境が良ければ、陰転も。
発症すれば感染の可能性があるので注意が必要です。
穏やかに過ごしていた、今まで預かった子たちは陰転していきました。

むやみに恐れることなく、今この時を一生懸命生きている子たちを見捨ないよう、大切したいものですね！


雨・水　幸せになれて良かったね
おめでとう☆彡


  

  

ものすごく人慣れした茶白猫さんが鳴いてる
彼（男の子）は３日前から依頼者さんに何か訴えてたそうです。